打倒!英語試験 - 長谷川 剛 打倒!英語試験

Mission 1 文部科学省認定・実用英語技能検定1級に合格せよ
  Step 4 英検1級二次試験準備

一次試験でまあまあできた感触を得ていたので、一次試験受験後すぐに二次試験「面接」の準備を始めました。まず、『旺文社 2004年度版 英検1級 全問題集』に掲載されている過去6回に出題されたスピーチの題目をチェックしました。午前の部と午後の部で異なる題目が出題されます。それぞれ5個の題目があるので、全部で60個の題目になります。その60個の題目を簡単にテーマ別に分けてみると、「宇宙開発」、「企業倫理」、「テロリズム」、「失業率」、「大学教育」、「出生率」、「インターネット」、「環境問題」、「個人情報」、「日本経済復活」、「医療」、「マスメディア」、「核開発問題」、「宗教」、などになります。またこれらの中で関連付けもできます。例えば、「宇宙開発」と「環境問題」、「企業倫理」と「マスメディア」、「テロリズム」と「宗教」、「個人情報」と「インターネット」、などです。

英検1級教本 過去に出題された題目のモデル・スピーチは『旺文社 2004年度版 英検1級 全問題集』 の別売りCDに入っています。午前の部と午後の部で、それぞれ3個のモデル・スピーチがあり、全部で36個になります。モデルですから、途中で言葉に詰まることもなく、原稿を読み上げているようなスピーチです。また、モデルの中には長さが1分30秒もないものや、逆に2分を超えるものもあり、注意が必要です。私は、実際の試験のように、題目を見てから1分間考えて2分間話す練習を、最初は時計を見ながら、行いました。2分間は予想以上に短い時間です。ちょっと言葉に詰まったら、あっという間に時間は過ぎてしまいます。この1分考えて2分話す練習を1日に5セット、合計30分練習しました。実際の試験では、スピーチをするだけで終わりではありません。試験室に入ったら最初に1分間の自由会話があります。そのあとで題目カードにある5つのトピックの中から1つを選択します。選択してから1分間の考える時間が貰えるのではなく、トピックの選択と考える時間を合わせて1分間なのです。1分経過後に選択したトピックが何かを言い、2分間のスピーチを行います。その後にスピーチ内容とそれに関連した事柄についてのQ&A(3〜4分間)を行います。二次試験「面接」の対策には『旺文社 英検1級 教本』の「スピーキング」の章が参考になります。理想的なケースから問題ありのケースまで、面接試験をシミュレーションした形で細かく解説してあります。

2004年7月11日(日)英検1級二次試験「面接」の日がやってきました。試験会場は東京都千代田区内神田2-13-13 神田外語学院(JR「神田」駅下車)です。午後2時集合になっていましたが、午後1時すぎに既に神田外語学院本館1階ロビーは高校生で混雑していました。彼らは、準1級か2級の二次試験を受験しているようです。英検1級二次試験は隣の3号館で実施すると掲示板に書いてあります。1級の集合場所に到着すると、まだ午後1時半にもなっていないのに、40人以上の受験者が教室内に着席していました。 本館1階ロビーとは違い、高校生のような人はいません。ほとんどが社会人です。男女もちょうど半々といったところです。係員に言われたように左の方から詰めて座ると、机の上に1級二次試験受験者心得という紙と、面接カード、受験者シールが置いてありました。

控え室の黒板には、携帯電話の電源を切れなど、様々な注意事項が書いてありました。受験者シールを自分の胸に貼り、受験者心得の紙を注意深く読み、面接カードのマークシートを記入しても、まだまだ2時まで時間が余っていました。そこで二次試験のために自分が用意しておいたスピーチのネタをチェックしました。昨年から今年にかけてのニュースを考慮し、環境問題、宇宙開発、高齢化社会、企業倫理、年金問題、などのテーマが出題される可能性が高いと予想しました。特に年金問題は、前日の The Japan Times に関連記事があったので、年金に関連したテーマが出題されれば、ある程度は話ができるような気がしていました。午後2時少し前に、左の列の受験者から10名位ずつが教室から出て行きました。2時10分位に私の列が呼ばれ、係員に先導されて、階段を降り、面接試験が行われる3階に向かいました。3階フロアーには教室が5個位あり、それぞれの教室の前に椅子が5つ置いてあります。既に教室内で面接試験を受けている人がいるので、空いている椅子があり、そこに一人ずつ座っていきます。空席が埋まると、余った受験者は、係員に先導されて、更に階段を降りて行きました。私は3階の空席に座りました。ここは通路を挟んで両側に教室があるので、私の試験室の5人と反対側試験室の5人がお見合いをするような形になりました。ここの10人は年齢層にばらつきがありません。20歳台か30歳台で、男女も半々です。私の両サイドは20歳台の女性でした。受験者が一人終わるごとに、座席をドア寄りに移していくのですが、そうするにつれて反対側試験室内の声が聞こえてきました。受験者の出入りでドアが開いたときに、反対側試験室の面接委員2名の姿も見えました。特に女性外国人面接委員の声が大きく?さらにはっきりとした発音なので、聞き取りやすいです。それに対して、自分の試験室内の声は全然聞こえません。私が次の受験者になり、ドアの隣に座った時でさえ、何も聞こえません。なぜか不思議に思っているうちに自分の順番になりました。日本人アシスタントが「どうぞお入りください」と言いました。教室に入り、まず驚いたのは、面接委員が2人とも日本人であることです。30〜40歳位の男性と30歳前後の女性。いや、どちらかが日系人かも知れません。どうなんでしょう。結局、2人とも日本人であるのか、1人は日系人であるのか、面接試験が終わっても分かりませんでした。それより本当に困ったことは、2人とも声が小さいことです。これでは教室外に音が漏れることはないでしょう。

Copyright (C) Tsuyoshi Hasegawa (2004)
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